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GenshinData-1/Readable/JP/Relic10003_5_JP.txt
2021-06-07 00:55:03 -03:00

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700 B
Plaintext

時計針の音、燭光、案件の巻、
月の下の人影、剣と黒いマント、
これらすべて守護者が傍にするものであった。
しかし何をしても、彼にとって時間は短く感じるだけだった。
朗らかな上司は彼の無口とつまらなさを笑った。
守護者に過去なんてない。彼が目にするのは現在と未来のみ。
彼の目下には、どんなてを使って悪を追い払って、
親友と、上司が愛する地の平和を守ることしかない。
彼が世界のことを忘れるのは、
昼の広場で少女を見つめる時だけだった。
自分にも「未来」なんてあるのか…